シェ・イノ

総料理長
古賀純二シェフ

「トゥーレーヌ」を初めて見て、“レイノーの白磁の美しさを存分に味わえる器だなぁ”と感じました。
それは、最近にはない繊細なフォルム（シェイプ）と、そこに描かれた濃淡2色のグリーンラインによって、盛り付ける料理やその盛り付け方を選ばない、自然とお皿の上に料理が収まり、そしてその色彩を引き立ててくれる、とても使いやすいという事です。
古き良き時代の雰囲気を感じさせてくれて、いろいろなアイテムを組み合わせても使う楽しみがある器です。

Wakiya一笑美茶樓

オーナーシェフ
脇屋友詞シェフ

お皿を見たときに、シンプルなデザインながら波打つ型（アルジャンシェイプ）とその型を縁取る白生地のラインや、濃淡のグリーンの曲線によってエレガントで上質な雰囲気を醸し出している、と思いました。
今回は、私が昔から作り続けてきたWakiyaのスペシャリテの一つ（マコモダケの煎り焼き 黒胡椒ソース）を盛り付けてみました。
器のグリーンと白のラインが作る余白を生かしながら盛りつけた一皿です。
レイノーの白磁は、透明感のあるすっきりとした白色なので、淡い色の料理もその色彩を引き立たせる魅力があると思います。

料理研究家

小田真規子先生

レイノーの抜けるような磁器の白さに、濃淡が繊細に施されたグリーンの縁取り。
この絶妙な組み合わせには、上品なスタイリングにも、カジュアルなコーディネートにも寄り添ってくれる懐の深さがあります。
すっきりとした穏やかさが、日常をより豊かにやさしくサポートしてくれます。